003:取引先から検査依頼

取引先輸入者からメールが来た

Please be conducted Inspection at your site before shipment.

(出荷前に日本で検査を受けてください)

てっきり輸出通関のことだと思い輸出したところ、現地で輸入許可が降りなかった!理由は:輸入通関に必要な「出荷前検査合格証明書」がなかったからです。

前回輸出した際は、不要だったのに!こんな経験はありませんか?

輸入国のルールが突然変更になり、検査が必要になる・不要なる、内容が変更になることは珍しくないのも現実です。 注意を払っていても相手国の状況を追い的確な情報を得ることは、我々検査会社でも容易ではありません。 何しろ輸入国の法令は、政治判断で一瞬にして変わるからです。

逆に一瞬にして変わらず、いつからか?どう変わるのか?など政策が後手になるのが現場としては一番厄介で、物流に混乱が生じてしまいます。

相手国のルールを把握するのは意外と大変

日本で輸入する際には、輸入申告に「必要な書類を準備」 「貨物の検査に合格」 「納税」が必要です。

野菜などは輸入元政府のる植物検疫証明書が必要、家電製品は輸入前に電気用品安全法の手続きが必要、輸入禁止品に非該当か否か、その他輸入に関連する法令は毒物及び劇物取締法、外来生物法、食品衛生法、薬事法、高圧ガス保安法、文化財保護法、外国為替及び外国貿易法など多数の法令が関っていて3項目クリアは日本にいる我々でさえも容易ではありません。

同様に相手国にもそれぞれ法令があり、それらを理解するのは大変です。

出来る限り相手国の情報を入手し、取引先の担当者と綿密な準備をすることが必要になります。

「だいじょうぶ」は、魔法の言葉じゃない

「だいじょうぶだから、送ってきて。僕は税関に顔がきくから」という取引先の言葉通りに輸出したら、不合格及びシップバック。輸入者も支払いをせずにドロンという話を耳にします。

5回ラッキーでクリアできても、6回目に失敗したら5回分の利益は無くなってしまいます。

輸入国政府は、適正な税金を徴収するために貿易検査を行っています。まさに「だいじょうぶだから!」という摘発の対象を探しているのです。

ところで検査って何をしたらいいの?

実際に検査が必要となっても、申請方法、申請先、必要書類と、面倒な仕事です。

継続的に行っている貿易でも、青天の霹靂のような法令変更に見舞われることもあります。

検査に関する具体的な情報を有している事が多いので、弊社へもお問い合わせください。